今日の獨楽庵|2026年4月2日

時の経つのは早いもので、令和8年もすでに4分の1が経過しました。

3月末から4月初旬にかけて、獨楽庵では「炉の名残の茶飯釜」と称して、連日茶飯釜の茶事をしています。3月の末に前半として4日間開催し、現在は後半を開催しています。
「茶飯釜」と言いますと、「幻の茶事」というイメージをお持ちの方が多いようです。確かに日常的に行う茶事ではありませんので「幻」であるかもしれません。しかし、「謎のベールに包まれた」とか「神秘的」な茶事では“全く“ありません。

ただ、一般的な茶事からは頭の切り替えが必要です。まず、予定した通りに事が運びません(苦笑) 炭の状態遺憾で、ご飯が炊きあがる時間に30分ほどもズレが生じます。このズレをどうあしらうか。ここが亭主の器量の発揮時です。

これに限らず、茶飯釜ではハプニングはつきものです。ハプニング、亭主の冷や汗を含めて、春の一日、肩の力を抜いてお茶を楽しもうというのが「茶飯釜」だと“勝手に“思っています。

茶飯釜が終わると、そろそろ風炉の季節になります。

今年、獨楽庵では太柱席(「獨楽庵』)では、一年を通じて炉の設えにしようと考えています。やはり、炉の風情は良いものですし、よほどの長時間でなければ、夏の酷暑日を除き炉で茶を喫することはできるかもしれません。

とは言っているものの、実は右勝手(逆勝手)の風炉の点前が怪しいだけなのです。

泉喜仙さん、作陶展

獨楽庵の茶席で存在感を示す、大樋焼・泉喜仙(いずみ きせん)さんの作品。特に赤の水壺は、好んで使っておりますので、覚えておられる方も少なくないのではと思います。

今年も、泉喜仙さんの作陶展が開催されます。

〜大樋焼 松雲窯〜 泉喜仙作陶展
会期 2026年3月26日(木)〜31日(火) 最終日は午後3時閉場
会場 京王百貨店 新宿店6階 茶室「京翔」←ギャラリー近くのお茶道具屋さんです

今日の獨楽庵 | 2026年2月27日

今日は、実践を通して茶事の上達を目指す同好会「桑遊会」の2月例会でした。昨年、11月からスタートした「桑遊会」。これで、各役割が一回りしたことになります。皆さん、茶事に対するハードルは下がったでしょうか。ハードルが下がると、違った景色が見えてくる筈です。

参加者からは、「これまでは手順にとらわれていたけれど、実際に茶事を催すには目に見えないところで沢山のことを身につけなければならないことが分かった」との言葉がありました。そうなんです。まず、何を出して、次に何を出して・・・ この時には丸盆を使って・・・ ということも、時には大切ですが、その他にも炉(風炉)の下火をはじめとする茶室の準備。路地を掃除して、蹲を清め準備。とにかく、茶事はお客様を迎える前に準備さなければならいことが沢山あります。

今日は茶飯釜の茶事をしました。茶飯釜は兎にも角にも炭がよく熾ることが肝要です。この日は、席入2時間前に炉に炭をしっかりと組み下火を入れ、席入前に炭を回しておきましたので席入に続く炭点前で注いだ炭がしっかりと熾り従分な火力を生み出しましたので、ご飯も美味しく炊けました。

⭐️ 同好会「桑遊会(そうゆうかい)」
実践を通して茶事上手を目指す”同好会”です。教室ではありませんので、茶事や点前についての指導は行いません。招き招かれて茶事の実践を重ねる同好会です。
4名一組になり、亭主・半東・正客・詰客を輪番で担当します。一年間、12回行いますので、それぞれの役割を3回ずつ経験することができます。
亭主は半東と協力して懐石野準備をします。

希望者が4名揃った時点で、チームを作り同好会をスタートします。開催日はチーム内で相談して決めます。茶事の未経験者大歓迎です。

現在、2チーム目に2名の希望者があります。あと2名集まった時点で第2チーム発足です。
詳しくは、専用ページをご覧ください。体験・見学も歓迎です。

桑遊会専用ページ www.dokurakuan.com/soyukai